2022年夏オープン 商業施設「石切回廊」
店舗出店者 募集中
この度、多様な人々が集う「健康」をテーマとした商業施設「石切回廊(仮)」を計画し、まちの活性化の拠点とすることになりました。
石切参道商店街と共に石切の地を「食や癒しを通じた心身ともに健康的なまち」として活気づけることが目的です。
そこで、本趣旨にご賛同し、石切地域活性化にご協力頂けるテナント出店者様を募集します。
健康のまち石切
石切は、はるか昔より病を断ち切る地として有名でした。その由来は石切劔箭神社にあります。 石切劔箭神社の神様は、古くから病気や腫瘍などを治してくれる神様として有名で、「癌封じの神」として知られており、今なお、多くの人が、参拝・お百度参りに訪れています。
また、古来より石切では漢方薬が売られ、漢方の町としても知られており、一昔前にはウコンの香りが町に漂っていました。今でも漢方薬を販売している店舗が商店街内に存在しています。
石切劔箭神社とともに栄えてきたこのまちにとって「健康」はこれまでもこれからも重要なテーマでありつづけると考えられます。
石切のまちの魅力
石切は、生駒山の斜面に沿うように立地している自然豊かな町で、その独特な町並みからは、都会では感じられないような懐かしく、レトロな雰囲気を感じられます。
また、坂道が多く、高低差を感じながら路地を歩く時の景観の変化は、非日常的でとても魅力的です。そのような雰囲気や景観に惹かれ石切を訪れる人も多く、中には海外からの観光客もいます。
石切を訪れる人の多くは、本計画地周辺にある石切参道商店街や石切劔箭神社に立ち寄っています。石切参道商店街には、漬物屋や和菓子屋、はたおり工房など、個性的で町の雰囲気に馴染む店舗が立ち並んでいます。
多くの店舗は、お客さんまたは地元の方々とのつながりや会話を大事にしており、それが町の雰囲気と相まって、とてもアットホームな商店街になっています。そのような雰囲気に惹かれるお客さんも多く、店主と顔見知りになり、リピーターも多いようです。
地域の核的存在である石切劔箭神社は、町の東にある上之社と西にある下之社のからなる神社で、その間を商店街がつないでいます。神社は由緒ある歴史的背景に加え、現在は「石切丸」という刀剣でも有名です。正月には、各地から初詣に来られる多くの人でにぎわいます。
神社と商店街は共同で企画を行うこともあり、特に、刀剣乱舞のイベントでは、スタンプラリーなどを実施し、新たな客層にも情報発信されています。
「石切回廊」設立の目的
石切地域では、高齢化が進み、若い町の担い手が少なくなりつつあります。神社や商店街を訪れる人も高齢者が多く、高低差ある地形(坂道)に加え、くつろぐ場所が少ないことも課題です。
特に商店街の東半分のにぎわいに陰りもみられ、来訪者の滞在時間が短いということも改善すべき点です。また、石切の伝統である漢方や漬物などの食文化も、多くの情報に埋もれてしまい、その魅力を伝える術を再考する必要があります。
「石切回廊」がこのような現状の課題を改善するきっかけになればと考えています。
石切を訪れる人々がゆっくりとくつろげる場所や地元住民の活動の場を提供するとともに、若い世代の事業者や観光客を石切のまちに呼び込むことを目指します。さらに、情報発信の拠点とし、より多くの人に石切の文化や魅力、商店街の魅力を伝えることで、石切の町を「食や癒しを通じた心身ともに健康的なまち」として活性化させたいと考えています。
2020/08/27 石切劔箭神社にて基本計画案の報告
石切のわの活動並びに石切回廊の基本計画案について共有する機会を石切劔箭神社にて持ちました。
2020/04/14 基本計画案のプレゼンテーション
2月17日の全体検討会での議論を踏まえ、再検討された基本計画案が完成しました。
2020/02/17 計画案の全体検討会02
12月2日の全体検討会でのプレゼンテーションの後、敷地規模や店舗規模等を精査し、より現実的に検討を行った案を持ち寄り、再度全体検討会が開催されました。
2019/12/02 計画案の全体検討会01
夏以降、近畿大学建築学部都市計画研究室で3チームに分かれて議論・検討してきた内容について、全体検討会にてプレゼンテーションが行われました。
2019/10/28 企画案のプレゼンテーション 神社・商店街合同ミーティング
新しい商業施設のコンセプト並びに店舗案について、石切劔箭神社の方々並びに商店街振興組合の理事の方の前で発表しました。石切参道商店街や神社の位置付け等について意見交換が行われました。